INTERVIEW

学戦都市アスタリスク 09.悠日戦啾 発売記念!
三屋咲ゆう先生&okiura先生インタビュー

  • 三屋咲ゆう先生

  • okiura先生

原作小説「学戦都市アスタリスク 09.悠日戦啾」が発売となりました。
最新巻はどのようなお話が展開されるのでしょうか。
原作九巻は丸々クローディアのお話です。クローディアは自分でも言っているように腹黒で計算高くて全てを掌の上で転がしてしまう悪の黒幕のような女の子なのですが、そんな彼女のどうしようもく可愛らしくて切ない乙女な部分をわかっていただけたらと思いながら執筆しました。あ、あと英士郎もそれなりに活躍してます。
本作には多数のキャラクターをはじめ、物語の設定がきめ細かく作り込まれています。
三屋咲先生はどのようにこれらの設定を考えられているのでしょうか。
一巻の後書きでも少し触れたように、私はいわゆるTRPGのような「この世界で好きなように遊んでいいよ!」的に提供される世界観が大好きなのですが、そのためには世界のどの部分を切り取っても物語が成立するような土壌が必要となるので、設定はむしろのその制作過程で副産物的に生まれるものだと思っています。
TVアニメの制作には三屋咲先生も参加されているとのことですが、どのような部分でかかわられているのでしょうか。
スタッフの方々はものすごく原作を尊重してくださっているので、脚本会議などに参加させていただいても基本的には邪魔にならないようお話をうかがっているだけですね。ただ当然アニメの見せ方として小説とは違う形になることもあるので、そういう時に意見を求められたりするくらいでしょうか。
TVアニメで注目してほしいポイントをお聞かせください。
小野総監督が「エンタメに徹した作品作り」とおっしゃっていた通り、かっこいいアクションやバトルシーン、ヒロインの可愛らしさなどを素直に楽しんでいただけたらと思います。それとキャストの皆さんが本当に素晴らしい演技でキャラクターに命を吹き込んでくれているので、そこもぜひぜひ注目していただければ。
最後に、アニメ放送を楽しみにしていただいている皆様へメッセージをお願いします。
私自身アニメ制作の現場に立ち会って、「なるほど、このキャラにはこういう部分もあるのか!」と我が子の新た魅力に気付かされたことが多々ありました。原作読者の方もそうでない方も楽しんでいただけるような、本当に素敵な作品になっていると思います。ご期待ください!
原作小説「学戦都市アスタリスク 09.悠日戦啾」が発売となりました。
最新巻の表紙はどのようなコンセプトで描かれたのでしょうか。
05でヒロインイラストは一巡したので次からどうしようか?というのがあってその文庫内容に沿ったあるいは関連したキャラを二人~を配置しようというのがありまして09もそうなってます。
本作には多数のキャラクターをはじめ、物語の設定がきめ細かく作り込まれています。
それらをイラストにする際に楽しかった点や大変だった点がありましたらお聞かせください。
かなり自由に描かせていただいてもらっていて、そこが楽しかったり大変だったりですかね。
ご自身をイラストがアニメになるにあたり、 こだわった点などはございますでしょうか。
特にないですね。アニメは基本各セクションのデザイン担当様にお任せしています。
川上さんには特に面倒な絵を上手く整理していただいて感謝です。
TVアニメで注目してほしいポイントをお聞かせください。
とにかく原作ではどうしても表現しきれないアスタリスクの世界観、キャラの掛け合い、バトルですね
最後に、アニメ放送を楽しみにしていただいている皆様へメッセージをお願いします。
原作ファンの方にはかなり違和感なく、そして想像の上をいくアニメだと思います。アニメからこの作品に興味を持たれた方は気に入ったキャラまたは他の何かが見つけられたら嬉しく思います。